2005年10月現在の状況(スペック等々)


エンジン
 ブロック            124の2000ccエンジンブロックをピストンに合わせてオーバーサイズ加工(0.4mm)
 クランク            124用をそのまま使用
 コンロッド           124用を重量合わせをして使用
 ピストン            124用ハイコンプオーバーサイズピストン(9.8:1で0.4mmオーバーサイズ)を重量合わせをして使用
 ヘッド              130TC用を軽く清掃して使用
IN&EXバルブ          130TC用を軽く清掃して使用
バルブスプリング        130TC用を使用
 カム               IAPのオートクロスカムを使用
 カムプーリー          guy-croft-racing発注の可変プーリー(物はkent cam)使用
 ヘッドガスケット        ノーマルよりちょっと薄目の1.3mmぐらいの強化ガスケット(ベイレス製)
 キャブ              ダウンドラフトウェーバー IDFφ44×2
 エキゾーストマニホールド  VICK製 4-2-1 タコ足
オイルクーラー          アールズ製10×30×5mm
点火系 MSDプラグコード   点火コイル(MSD製) MSD6A 点火タイミングコントローラ(MSD製)
マフラー              自作φ50ストレート触媒レス 
フライホィール          130TC用を使用


 ブロック、コンロッド、ピストン等は130TCと比べて124の物がよいかどうかこれから比較検討等をしてみようと思います。
 今回使用の124用コンロッドは、4本で最大10.0g程度のバラツキがありました。ハイコンプピストンも同様に4.0g程度のバラツキでした。
 今回はコンロッドとピストンの重量合わせだけですが、エンジンの回転がかなりスムーズになりました。次回以降はコンロッドのダイナミックバランスをフライホィールと合わせて行いたいです。
 
 ピストンは124の2000ccエンジン用で約595g今回使用のピストン重量630gで約35gの重量増ですので、高回転側はどうなのかちょっと考えますが、130TC用ピストンの重量を測定して今後の参考にしたいですね。
 
 130TC用ヘッドはインテーク側のバルブ径が1.5mm大きいので、吸気効率を上げてパワーを出しているのだろうと推測されます。
 
 カムプーリーの重量も参考に測定してみたところ、 124ノーマル鋳物プーリー約877g、130TC用プーリー611g、アルミ可変プーリー433gとノーマルの約半分になりました。これがどう作用するか解りませんが、回転モーメントはノーマル時より減少するので、カムのレスポンスが良くなる(というよりは誤作動を防げる?)んじゃないかと思います。
 
 フライホィールも130TC用の方が124用よりも3kgほど軽いので、当然エンジンレスポンスも上がります。

 点火系はMSDを選びましたが他メーカーの物も含めて、付いているのと無いのでは始動性や燃焼効率のアップなどに雲泥の差があるんではないかと思います。 自分の車はMSD6Aを付けたとたんに始動性が改善されました。
 
 マフラーに関してはまだ再考の余地有りですが、抜けを重視してなおかつ乾いたうるさくない程度の音が出せるように変更していきたいと思います。

 後付けオイルクーラーは、取り出し口を130TC用(イギリスモカール製?)の物を流用してアールズ用にフィッティング変更して使っております。取り付け位置等の問題もありますが、渋滞時も水温上昇が抑えられるようになって乗りやすくなりました。

 キャブセッティング、カムプーリーセッティング点火時期セッティング等々まだまだこれから詰めていくところばかりですが、少しずつ楽しんでいきたいと思います。

         

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